私たちの剣道部は、小規模ながらも、心身ともに成長を図ることを目的に、日々鍛錬に励んでいます。そうして培った実力を発揮する場は、日ごろ積み重ねてきた練習の成果を相手とぶつけ合う試合と、個人の技量を客観的に測る昇段審査の2種類あります。これらの場においては、勝敗のほかにも礼儀や心構えが問われます。元々剣道は日本古来の武士道に通じる厳格さを持ち、礼儀を重要としているためです。目上の相手に対する敬意は、そのまま日常生活においても通じます。また、剣道は他のスポーツとは違ってチームワークを必要としません。自分自身で積み上げてきた技術や歴戦の勘のみで相手と対峙します。しかし、それらは自分一人の力だけでは成り立ちません。仲間と共にきつい稽古を乗り越えることで互いを認め合い、独自の信頼関係を築けるのも剣道の特徴です。私たちはこのような経験を通して一人一人の力を高めるだけでなく、世に出ても恥じることない品性のある人格の育成を目指しています。

平日：放課後～18：00頃まで

試合会場への交通費など

高専大会（7月）や高専新人大会（11~12月中）、及び昇段審査（年4回）を目標として練習しています。