第三者評価 「制御情報システム工学」教育プログラム
Computer Systems Engineering (CSS) 2008
富山高専では、電子情報工学科(平成27年度の専攻科2年生までは、電子制御工学科、情報工学科)の4、5年と専攻科制御情報システム工学専攻のカリキュラムで構成している「制御情報システム工学」教育プログラム(Education Program for Computer Systems Engineering)を設定しています。
この教育プログラムは、国際化に対応した技術者教育を行っている高等教育機関である日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education; 通称JABEE)から2008年度より認定を受けております。これにより、専攻科制御情報システム工学専攻の修了生は、JABEEの認定プログラム修了生として国家資格「技術士」の第一次試験が免除され、修習技術者として認められます。
日本技術者教育認定制度とは
大学などの高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかどうかを審査し、要求水準を満たしている教育プログラムを認定する専門認定制度です。この教育プログラムの審査・認定を行っている公的機関が日本技術者教育認定機構(JABEE)です。
本プログラムが目指す技術者像と教育目標
本プログラムが掲げる技術者像は、「社会性を身につけ,自律した高度な専門技術者」です。具体的には、(1)システムの立案、設計、構築、評価ができる高度な専門性を有した創造性のある技術者の育成、(2)自ら学び行動し主張できる、主体性のある自律した技術者の育成、(3)国際コミュニケーション能力を身につけ、社会的に広い視野を有し、倫理観を持った技術者の育成を目指しています。この技術者像に基づいて、制御情報システム工学教育プログラムでは、次の3つの教育目標を設定しています。
- (A)国内外の多様な社会で活⽤できる科学的知識とリベラルアーツを⾝に付けている。
- (B)ハードウェア、ソフトウェア、通信ネットワーク・システムの⾼度な専⾨知識を修得し、その知識を創造的技術開発に応⽤・実践し社会実装できる。
- (C)自分の意⾒を明確にしつつ、多様な⼈々との協働を可能にするコミュニケーション能⼒を⾝に付けている。
これらの教育目標は、JABEE基準1.2と対応付けられており、制御情報システム工学教育プログラムの修了要件を満たすことにより、JABEEの認定プログラム修了生として認定証が交付されます。履修に際しての詳細は、以下の”「制御情報システム工学」教育プログラム履修の手引き”をご覧下さい。
「制御情報システム工学」教育プログラム履修の手引き
履修の手引き |
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学習教育目標とJABEE基準との対応 |
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学習・教育目標を実現するための科目対応表 (電子情報工学科+制御情報システム工学専攻) |
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「制御情報システム工学」教育プログラム履修の手引き(2014年度入学生まで)
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学位取得を目指すための分野別要件と対応科目 | 電子制御工学科 | |
情報工学科 | ||
学習・教育目標を実現するための科目対応表 | 電子制御工学科 (専攻科)2年・1年 (本科)5年・4年 |
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情報工学科 (専攻科)2年・1年 (本科)5年・4年 |
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