シンポジウム「船舶の災害支援とシーマンシップ」で金山船長が講演しました。
2024.11.28
11月24日(日)、氷見市の「くつろぎの宿 うみあかり」にて、日本航海学会シーマシップ研究会主催、日本内航海運組合総連合会、商船系5高専後援によるシンポジウム「船舶の災害支援とシーマンシップ」が開催されました。本シンポジウムは令和6年1月の能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市を会場に実施されるにあたり、本校同窓会の稲積会長に多大なるご協力をいただきました。また、本校練習船「若潮丸」の金山船長が、若潮丸で行った災害支援活動について講演を行いました。
シンポジウムは二部構成で行われました。前半では、令和6年能登半島地震における船舶による災害支援の実績や、それに伴う課題と今後の展望についての講演が行われました。後半では、災害時における港湾の入出港管理に必要なシーマンシップや、災害支援に活かされるシーマンシップ教育についての講演が行われました。本シンポジウムを通じて、災害時における船舶の役割やその有効性が示されるとともに、これに関連する人間の資質・能力について、多くの議論が交わされました。