HOMEトピックスインドのNESラトナム芸術科学商業大学より大学生・教員を招へいしました。

インドのNESラトナム芸術科学商業大学より大学生・教員を招へいしました。

 令和6年9月16日(月)~9月22日(日)において、インドのNESラトナム芸術科学商業大学より大学生・教員を招へいし、「国境を越えた知識・技術・研究の涵養を促す高等教育」をテーマに化学技術体験プログラム を実施しました。このプログラムはインドの学生および教員が、日本の学生とともに化学実験を行い、日本の教育設備・環境を体験するものであり、同時に日本とインドの学生が教育研究で交流する場※※ でもありました。
 18日と19日は、本郷キャンパスにてプログラムの中心となる化学実験を行いました。実験中は、ラトナム大の学生とティーチングアシスタントとして参加した本校学生が、英語で活発にコミュニケーションをとりながら作業を進めました。国境を超えた交流では、英語が重要となる場面が多いです。ラトナム大の学生・教員の方々の英会話はスピードが速く、学生だけでなく教員も四苦八苦したところもありましたが、総じて思いを伝えることができ、実りある国際交流になりました。
 20日は、射水キャンパスにて射水キャンパスの各学科の紹介と施設等の見学が行われました。見学中は、化学系以外の学科についても多数質問があがりました。ラトナム大の学生の中には、本プログラムを受講したことで日本にさらなる関心を持ち、日本に留学したいと思った学生もいたようです。
 本プログラムを契機に、インドにおいて日本の高専教育の認知度が向上することが期待されます。さらに、本校では今後も日印学生の交流の機会を設け、国際的頭脳循環の推進を目指します。 
 

※このプログラムは、科学技術振興機構(JST)主催の「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」に採択されたものです。
※※インド人学生と日本人の学生の交流事業は本校のグローバル人材育成事業でもあり、さくらサイエンスプログラムとタイアップする形で実施いたしました。