HOMEトピックス特別回ワークショップ「AT機器開発体験(Card to Speech)」を開催しました。

特別回ワークショップ「AT機器開発体験(Card to Speech)」を開催しました。

 令和5年11月25日(土)に、特別支援学校の教職員を対象とした特別回ワークショップ「AT機器開発体験(Card to Speech)」を開催し、57名が参加されました。
 昨年に続き、長野高専の先生方を講師に迎え、『カードに記録されている言葉を利用者の代わりに話してくれる支援機器』を製作しました。この支援機器は、予めカードに話したい言葉を記録しておき、利用者がそのカードを機器にかざすと、カードに記録されている言葉を利用者の代わりに話してくれる機器です。
 普段触れる機会のない、基板へのハンダづけに苦戦しながらも、GEAR5.0プロジェクトの参画教員、サポート学生と共に、和気あいあいと進められました。
 参加者からは「機器そのものも興味深かったが、作る楽しさ、できた喜びも味わうことができた」「発語に代わるコミュニケーションツールとして特別支援学校での自立活動の授業等で活用したい」「丁寧にサポートしていただき、難しく感じることなく作ることができた」などの感想が聞かれ、完成した支援機器をどのように活用しようかと活発な意見交換が行われました。
 今後も、定期的にワークショップを実施する予定です。