HOMEトピックス第五弾ワークショップ「ATライブラリ活用&支援アプリ試用体験講座」を開催しました。

第五弾ワークショップ「ATライブラリ活用&支援アプリ試用体験講座」を開催しました。

 令和5年8月21日(月)に、特別支援学校の教職員を対象とした第五弾ワークショップ「ATライブラリ活用&支援アプリ試用体験講座」を開催し、4名の先生方が参加されました。
 ワークショップに先立ち、電子情報工学科 秋口准教授から、富山高専の学生が開発しているAT関連のシーズニーズ集約Webサイト「ATライブラリ」とAT関連技術学習コンテンツ「ATラーニング」について、紹介がありました。また、現場の特別支援学校の先生の困りごと(ニーズ)についてATライブラリへ入力してもらうように依頼をしました。
 ワークショップでは、特別支援学校でもよく活用されているDropTalkをはじめとする既存支援アプリ、VR(仮想現実)専用のアプリを利用した射的のゲームやお絵描き、声の音量調整が苦手な生徒のために適した声の音量になるとブザーが鳴るプログラム等、それぞれ興味のある支援機器ツールを体験しました。
 参加者からは、「VRは楽しいけれど、体験したアプリは子供たちが使用するには難しそう。教育現場での活用の仕方を考えてみたい」「暗い場所が苦手な生徒に、VRのプラネタリウムの映像を活用することで体験ができるかも」「今回体験できなかったので、次回はプログラミングをしてみたい」などの感想が聞かれました。
 次回は、長野高専の藤澤先生を講師に迎えてワークショップを実施する予定です。

 ※AT(アシスティブ・テクノロジー)
障害による物理的な操作上の不利や障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方であり、そのための支援技術を指しています。