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「高専機構 国際原子力人材育成イニシアティブ事業 令和4年度 フォーラム」を神戸国際会議場で開催しました。

 令和537日(火)に「高専機構 国際原子力人材育成イニシアティブ事業 令和4年度 フォーラム」を神戸国際会議場において開催しました。
 本フォーラムは、国立高等専門学校機構の教員及び学生に原子力関係の専門家による講演を通じ、最新の産業界の状況や研究動向を紹介する機会を設けるとともに、今年度事業の内容および各高等専門学校の取組みを共有することを目的に開催しました。14高等専門学校のほか、長岡技術科学大学、一般社団法人 日本原子力産業協会等、合わせて約50名の参加がありました。
 フォーラムでは、国立高等専門学校機構研究担当理事(富山高専 校長) 國枝 佳明 氏の挨拶の後、国立高等専門学校機構研究総括参事(富山高専 教授) 高田 英治 氏より事業の実績報告を行いました。
 その後、国立大学法人京都大学複合原子力科学研究所 附属安全原子力システム研究センター 教授 黒﨑 健 氏より原子力発電の魅力・必要性や課題、日本または海外の現状等について、三菱重工業株式会社 原子力セグメント 原子力技術部 技術企画課 主席 白木 貴子 氏より原子力発電の特性、三菱重工の原子力事業について、ご講演を頂きました。学生や教員からの質問もあり、深い学びの時間となりました。
 また、学生によるポスター発表を行い、教員や講師からの質問に一生懸命答える学生の姿や学生同士で理解を深めあう姿などが見られ、学生からは「着眼点がそれぞれ異なっており、新たな視点から考えるきっかけを得られた」との意見がありました。さらに、研究所・大学からの活動紹介においては、学生の進路選択の参考になることが期待できる内容となりました。最後に、今後の進め方に関する検討会が行われ、学生への事業企画の周知の仕方、また、今後どんな企画に参加したいか等の話題が上がり、学生から率直な意見を聞くことができました。
 今回のフォーラムを通していただいたご意見を活かし、学生にとってより有意義な事業内容となるよう検討するとともに、他機関との連携をさらに進めつつ本事業を継続し、益々発展させてまいります。

 

◆開催概要

国立高等専門学校機構 国際原子力人材育成イニシアティブ事業  令和4 年度 フォーラム
開催日時:令和537() 9001230
会場名:神戸国際会議場 5階 会議室501502
所在地:https://kobe-cc.jp/ja/visitors/access/
主催:富山高等専門学校
資料:国際原子力人材育成イニシアティブ事業 フォーラム資料 事業概要説明
    ダウンロードURLhttps://bit.ly/3ZLCF82