HOMEトピックス富山高専ジュニアドクター育成塾講座第4回「海洋科学実習②」を実施しました。

富山高専ジュニアドクター育成塾講座第4回「海洋科学実習②」を実施しました。

 令和4年7月16日(土)にジュニアドクター育成塾第4回「海洋科学実習②(観測データの可視化実習・「次世代の海事人材の育成」講義等)」を実施しました。
 第3回「海洋科学実習①」に続き今回の「海洋科学実習②」では、若潮丸実習の振り返りや実習で得た観測データをとりまとめ班内で共有し、観測野帳を完成させました。それを基に観測データの可視化実習、計測・分析精度や誤差ならびに富山湾の水温分布とプランクトン等の生息分布に関する講義などを行いました。
 また、「次世代の海事人材の育成」では、我が国の食料自給率などの現状を整理して輸出入の現状について話し、食料や物資、データがどのようにして日本に届けられるか?という話の流れで、海運や海底ケーブル、海洋開発について講義を行いました。その後、グループワークの時間を設けて「スマートフォンが手元に届くまでに関わった人」というテーマでのブレインストーミングを行い受講生からは「航海士・機関士」といった意見の他、スマートフォンを設計する人、ソフトウェアをつくる人など、多様な視点からの意見が得られ、社会に対しての視野が広がった様子が見られました。
 受講生からは、実習の中で疑問に思ったことを本校学生メンターや教員に活発に質問する様子が多く見られ、とても頼もしく感じられました。