HOMEトピックス富山高専ジュニアドクター育成塾講座第2回「若潮丸乗船実習」を実施しました。

富山高専ジュニアドクター育成塾講座第2回「若潮丸乗船実習」を実施しました。

 令和3年7月3日(土)に富山高等専門学校臨海実習場・練習船若潮丸において、ジュニアドクター育成塾の講座第2回「若潮丸乗船実習」を実施しました。今回の実習は、本校の練習船若潮丸へ受講生が乗船し、伏木富山港の港湾設備や行き交う船、沿岸地域の社会・経済活動の様子を船から観察するところから始まりました。その後、沖合約7km、水深が800m程になる観測点へ向かい、プランクトンネットによる海中の生物の採取、様々な深度から採取した海水を用いた海水温度・塩分の水深による変化、海面水温の海域による変化、海象・気象等の観測を分担して実施しました。

 受講生からは、実習の中で疑問に思ったことを本校学生メンターや教員に活発に質問する様子が多く見られました。研究の第一歩である「観察」と「観測」を経験した受講生達は、引き続き実施される海洋科学実習①にて、今回得られたデータの可視化・解釈に取り組みます。

 

若潮丸前での記念撮影

 

海面水温計測の様子

 

CTDによる海洋内部の水温・塩分観測の様子

 

若潮丸から沿岸地域を観察している様子

プランクトンを採取している様子