HOMEトピックスJapan ATフォーラム2020in熊本が開催されました。

Japan ATフォーラム2020in熊本が開催されました。

 令和2年11月21日(土)「Japan ATフォーラム2020in熊本」が開催されました。このフォーラムは、障害の有無にかかわらず共生できる社会を目指し、ATAssistive Technology)技術(障害者・高齢者等の活動を支援する機器の開発等)に関する研究発表を行うもので、今回で7回目の開催となります。

 今回は、熊本高専を主会場に、新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響から、集合形式とオンライン形式を併用して開催することとなりました。本校からは9名の学生がショートプレゼンテーションに参加して、リモート発表しました。

 全国各地から、AT技術に携わる技術者・研究者・学生・団体等が集まり、講演やショートプレゼンテーション、個別・全体討議を通じて、ATや、今回テーマとなっている「共生社会に向けたSDGsを担うAT未来技術者育成と社会実装」について理解を深めました。

 なお、「血流速度とその方向成分を考慮した微細流路内の血流イメージング」について発表した制御情報システム工学専攻2年 荒木桃子さんがプレゼン賞を受賞しました。

 

リモート発表の様子

 

リモート発表の様子

 

リモート発表の様子

リモート発表の様子

 

※「Japan ATフォーラム」は、研究交流とともにAT技術者育成のためのワークショップを組み入れ、毎年1回開催しています。本フォーラムは、AT(アシスティブ・テクノロジー)関連に携わる技術者・学生・団体等が支援技術の研究開発と技術者育成のために集う研究・技術交流の場で、これまでに仙台、長野、明石、函館、徳山、富山で計6回開催されています。

Japan ATフォーラム2020 website https://www.jatc.jp/kosen-at/at_forum2020/index.html

AT(アシスティブ・テクノロジー)
 障害による物理的な操作上の不利や、障壁(バリア)を、機器を工夫することによって支援しようという考え方であり、そのための支援技術を指しています。