HOMEトピックス東京海洋大学と連携教育プログラムを実施する協定を結びました。

東京海洋大学と連携教育プログラムを実施する協定を結びました。

国立大学法人東京海洋大学と『連携教育プログラムの実施に関する協定書』を締結しました。

 本校と国立大学法人東京海洋大学は、『連携教育プログラムの実施に関する協定書』を令和元年9月2日(月)に締結しました。

1 目的
 両機関は、お互いの教育資源を提供し合い、グローバル化と技術革新に対応した知識・技術を有し、海洋環境の保全と資源開発に携わる高度専門職業人材を養成することを目的として、連携・協力して教育プログラムを実施します。

2 締結趣旨
 本校と東京海洋大学では、国立高等専門学校機構による「平成30年度高専と大学の連携教育プログラムの構築支援」の採択を受け、「海洋資源環境学連携教育プログラム」を開設することとなりました。本協定締結に先立ち、今年1月には連携教育プログラム準備委員会を設置して両機関が連携して検討を進めており、今後の具体的な検討に向けた連携・協力体制をさらに進展させるため、今般の「連携教育プログラムの実施に関する協定」を締結するに至りました。
 本プログラムは、本校商船学科5年半の海上輸送人材教育を修得した学生及び東京海洋大学海洋資源環境学部で2年間の海洋環境と資源に関する教育を修めた学生を対象とし、前者においては本校専攻科(海事システム工学専攻)への進学に加えて東京海洋大学海洋資源環境学部3年次に編入学、後者においては東京海洋大学海洋資源環境学部3年次への進級に加えて本校専攻科(海事システム工学専攻)に入学することで、双方の機関に在籍しながらそれぞれの専門知識を学ぶ教育プログラムとなっており、令和3年度以降からの受け入れに向けて準備を進めています。
 本プログラムを修了した学生は、本校専攻科の修了証及び東京海洋大学の学位(学士(海洋科学))が授与され、更には、本校から東京海洋大学への編入学者については三級海技士の海技免状も有することから、海運業界を始めとして、海洋環境の調査・解析・保全・利用を行う企業、海洋や海底の探査・利用・開発等に関わる企業や官公庁等で活躍する人材として社会に貢献することが期待されます。

概要ポンチ絵

協定書を掲げる賞雅校長(左)と竹内俊郎学長(東京海洋大学)(右)

左から、水谷副校長、田中祐志海洋資源環境学部長(東京海洋大学)、賞雅校長、竹内俊郎学長(東京海洋大学)、東海正理事(東京海洋大学)、堀内敦副学長(東京海洋大学)