HOMEトピックス研究推進レクチャーシリーズ(放射線の講義と霧箱実験)を実施しました。

研究推進レクチャーシリーズ(放射線の講義と霧箱実験)を実施しました。

 平成30年12月13日(木)に、研究推進レクチャーシリーズ(タイトル:放射線と放射能)を電子情報工学科3年生対象に実施しました。本レクチャーシリーズは、研究の基礎となる講義や体験を通じて、学生の研究に対する意識を高めることを目的としています。
 今回は、名古屋大学アイソトープ総合センター准教授の緒方良至先生による「放射線と放射能」についての講演を聴講して放射線などについて学んだ後、中部原子力懇談会技術部次長の佐合穣先生の指導による簡易霧箱の作成とその観測、そして、放射線測定器「はかるくん」を用いた測定実験を行いました。有限会社ラド開発室の戸田武宏先生には、大型の霧箱の展示協力を頂き、宇宙線などの自然放射線が通過することにより霧箱に浮かびあがる飛跡を観察しました。
 学生達は、目には見えない放射線を、霧箱の飛跡観察や「はかるくん」による測定を通じて、自然放射線や放射線の特徴を学びました。

 


講義「放射線と放射能」の様子

 


簡易霧箱による放射線観測の様子

 


霧箱による自然放射線観測の様子

 


放射線計測器「はかるくん」を用いた放射線の遮蔽実験