HOMEトピックス「高専女子フォーラムin東海北陸」を開催しました。

「高専女子フォーラムin東海北陸」を開催しました。

 富山高専が代表幹事校となり、「2014年度高専女子フォーラムin東海北陸」が、平成26年8月25日(月)に、富山国際会議場において開催されました。

 このフォーラムは、国立高等専門学校機構主催で、高専女子学生の実力を社会に向け発信し、科学技術分野における女性技術者の活躍、男女共同参画の取り組みについて企業・高専関係者が意見交換し、併せて女子中学生・保護者への情報提供を行うことを目的として、全国8地区で開催することとしています。

当日は企業の方々をはじめとして、中学生・保護者、高専女子学生、高専教職員など400名近い参加者があり、たいへん盛会となりました。

 東海北陸地区9高専の女子学生は、午前は中学生を対象に、午後は企業の方を対象に、教育、研究、学校生活の3分野について46件のポスター発表を行い、高専の魅力、女子学生の実力をアピールしました。中学生からは、「在学生の生の声を聞くことができて、高専について知らなかったことが分かり、進路の参考になった。」、企業の方からは、「学生さんの発表は、はきはきと分かりやすく、レベルが思った以上に高く驚いた。」と、好評な意見が多数ありました。

 また、企業から、高専女子学生・高専教員に向けて、女性技術者の活躍、男女共同参画について34件の発表がありました。女子学生は、様々な業種における企業の取り組みについて、実際の話を興味深く聞き、積極的に質問を投げかけ、自身のキャリアを考える上でたいへん貴重な機会となりました。

 本フォーラムがきっかけとなって、中学生の皆さんが高専を進学先の選択肢としてくれること、女子学生が真剣に各自のキャリアパスを考えてくれること、そして企業の方々が今以上に女子学生の実力を理解し関心を持たれることが期待されます。