国際協力と国際化支援意識向上とスキルアップを目指し,「特別教育研究経費事業フォーラム」を開催しました
2010.2.18
国際協力,地域の国際化への支援意識向上,スキルアップを目指した「特別教育研究経費事業フォーラム」が2月12日(金),射水キャンパスで開催され,学生と教員約110人が参加しました。
当日は,株式会社サクセス・プロジェクト・マネジメント・オフィス代表取締役の大前正也氏を講師として「国際協力とは,支援するとは」と題し基調講演が行われました。対等なパートナーシップとしての国際協力,capacity developmentの重要性,国際協力で求められる人材等について熱心に語られ,これはテレビ会議システムにより本郷キャンパスにも中継され,講演の終わりではこのシステムを利用し,大前氏と両キャンパスの学生・教員による質疑応答も行われました。
続いて,制御情報システム工学専攻の専攻科生7名により,これまで半年余りかけて研究してきた発展途上国向けの実験教材の開発について,その成果発表がありました。
この後,教員を対象に,パネルディスカッションが行われ,成瀬副校長の司会の下,大前氏,沖縄高専メディア情報工学科タンスリヤボン・スリヨン准教授,電子情報工学科長 水本教授,国際教育センター 栂准教授をパネリストとして「国際協力と地域の国際化支援 ? 今,高専に求められるもの ? 」をテーマに,参加者も交えた活発な意見交換があり大変有意義なフォーラムとなりました。