環境材料工学科

環境に優しい材料工学に携わる技術者の育成

教育目標

 環境材料工学科は,環境と調和した材料工学について,その基礎的知識や技術を学ぶ学科である.これからの工学では人・地球との共生を抜きにした技術開発は不可能である.特に近年の材料工学では,この観点から環境負荷の小さい材料,すなわち製造プロセスにおける省エネルギー化,有害物質による汚染の危険性がない材料,ならびにリサイクルの容易な材料が求められており,本学科ではこの点を特に重視した材料工学,すなわちエコマテリアル的な材料工学に携わる創造的な技術者の育成を目指している.

 

人材育成・教育上の目的

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(1) 環境と調和した材料工学(エコマテリアル的な材料工学)に携わる技術者の育成

(2) 材料工学に関する基礎能力並びに材料加工及び物性に関する知識を有した技術者の育成

(3) 金属材料、無機材料、有機材料に関する性質及び加工技術の習得並びにエコマテリアルに関する実践的技術力の育成


学習内容

5年

目指す能力

人・地球との共生の精神を有した環境材料工学に携わる実践的技術者としての素養を高めること.

達成目標

卒業研究に取組むこと.

達成課題例

材料の組織,物性,加工に関して総合的に理解できること
環境に優しい材料に関する先端的な研究内容の概要について説明できること.

4年

目指す能力

材料物性(材料の物理的,化学的性質),材料加工,材料組織に関する関する知識を理解すると共に,エコマテリアルに関する知識を理解すること.

達成目標

「材料強度学」,「材料力学」,「材料電磁気学」,「エネルギー材料」,「材料物理化学Ⅱ」,「物性計測」,「環境材料工学」等の科目を習得すること.
「環境材料工学実験Ⅱ」の知識を修得すること.
「基礎研究」に取り組むこと

達成課題例

材料の力学的性質,電気的性質,構造欠陥等について説明できること
機能性材料に関する基礎知識を修得すること.
材料の特性に関する計測法に関する知識を修得すること.
エコマテリアルとはどういうものかを説明できること.

3年

目指す能力

材料物性(材料の物理的,化学的性質),材料加工,材料組織に関する関する知識を理解すると共に,エコマテリアルに関する知識を理解すること.

達成目標

基礎材料工学」,「金属材料」,「材料プロセス基礎論」の知識を習得すること
「材料無機化学」,「材料有機化学」「材料物理化学」の知識を習得すること.
「環境材料工学基礎実験Ⅱ」「環境材料工学実験Ⅰ」の知識を修得すること.

達成課題例

実用合金の種類,性質が説明できるとともに,これらの状態図が解読できると.
金属の結晶構造,組織が理解できること.
金属加工に関する基本的知識を修得すること
非金属元素の性質について説明できること
有機化合物の基本的な構造と性質について理解でき,命名ができること.
熱力学の基本的な概念が理解でき,応用できること.

2年

目指す能力

物質の構造や基本的な状態図が理解できること
機械設計製図,ものづくり,化学分析に関する技術の基礎を理解すること

達成目標

「基礎材料工学Ⅰ」,「分析化学実験」,「基礎製図」
「基礎製図」,「創造制作実験」,「分析化学・実験」を修得すること。

達成課題例

二元系状態図の解読ができること.
物質の原子構造や周期律表が説明できること.
材料の「定性分析」「定量分析」に関する基本的な手法を説明できること.
機械製図が描け,図面から部材の概略をイメージできること.

1年

目指す能力

基本的なプレゼンテーションができること
材料の種類,エネルギー,環境に優しい材料について基本的な説明ができること
数学,物理学,化学に関する高校基礎レベルの能力を有すること

達成目標

技術者のための道具として,パソコンを使いこなせること
「環境材料工学概論」,「基礎エネルギー工学」「基礎環境工学」の基礎知識を修得すること
「基礎数学A」,「基礎数学B」,「物理学」「化学」の基礎知識を習得すること

達成課題例

Word,Excelを使った簡単な報告書作成,表計算ができること
PowerPointを使って基本的なプレゼンテーションができること
身近な工業製品を構成する材料について分類ができること
地球環境問題について国際的視点にたって説明できること
基本的な数式の変形や,物質の性質や自然法則についての基本を理解できること.

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