第1回 高専・海事教育フォーラム
平成25年2月8日(金)に、東京・海運クラブにおいて、本取組の第1回フォーラム:「高専・海事教育フォーラム」を開催した。海事関連の企業・団体、教育機関等の海事分野から143名の多くの参加者があり、発表した海事人材育成プロジェクトの内容について、高い評価と期待を得るものとなった。
高専・海事教育フォーラム・「海事人材育成プロジェクト」報告次第
・開会 | 富山高等専門学校長 米田政明 |
・挨拶 | 国立高等専門学校機構 理事 木谷雅人 |
1. 海事人材育成プロジェクトの概要 | 大島商船高等専門学校 岩崎寛希 |
2. 海事人材育成サブ・プロジェクトの計画 |
2.1 英語力の向上 | 鳥羽商船高等専門学校 石田邦光 |
2.2 知識・技能の育成 | 大島商船高等専門学校 岩崎寛希 |
2.3 質の高い海事教育システム | 富山高等専門学校 遠藤 真 |
3. J-CREWプロジェクト~やっぱり海が好き~ | 全日本海員組合 国際局外航部 木下友喜 |
・閉会 | 大島商船高等専門学校長 久保雅義 |
 開会:富山 米田校長
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 挨拶:高専機構 木谷理事
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 講演:大島 岩崎教授
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 講演:鳥羽 石田教授
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 講演:全日海 木下氏
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 閉会:大島 久保校長
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 フォーラム会場 |

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フォーラムに関するアンケート結果
海事人材育成プロジェクトの今後についての意見とコメント(抜粋)
- 旧商船大(東京・神戸)に危機感を持たせる為にも、引き続き頑張っていただきたい。
- 業界が求める人材育成の為に定期的な意見交換が必要であると考じました。
- 海運、港湾、造船などの実態もみながら、プロジェクトをつくり上げてほしい。(日本人船員をふやすイベントなどやっているが、教育の中身が本当に大事であることが理解できた。先生方をバックアップをしてあげるべきと考えた。
- 非常に興味深い内容であると思った。J-CREWプロジェクトはとてもありがたいと思う。
- 5年間に渡り比較的大きな予算を確保されたようですのでしっかりとした「出力」を期待します。
- 今日の商船系高専の船員の課題に対する解決策として、大いに期待している。J-CREWの広報にも期待している。
- 船会社のほうも、「育てる」ということに可能な限りエネルギーを注いでほしい。船に乗りたいという希望を持っていること自体、貴重な存在だと思いますので。
- 企業と直結した教育内容・学科ですので、企業実務を反映できる人材・教員も必要だと思います。
- 高専の先生方の人材育成への熱意が感じられました。5高専で様々な協力を行うことは、互いの情報交換やスケールメリットを活かすことができるとのことで、素晴らしいことだと思う。
- 内航船舶にも目を向けていただきたい。
- 担当教官方にどんどん現場に来て、現状を見ることはとても大事。
- 関連企業・団体からの要望のうち、実際に応え得るものは何かをよく考えている。成果に期待する。
- 取組状況と成果は各年提供するように 検討願う。
- 是非とも商船教育改革を成功させてほしい。
- 船員教育の充実に本プロジェクトが大いに貢献できることに大きな期待を持っている。
- 5校の先生方が共同で、このようなchallengingなprojectに取り組んでいることに敬意を表します。やり遂げてください。
(文責:富山高等専門学校,遠藤 真)
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