世界に学び地域に還す,ものづくり環境教育 〜多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための〜

富山工業高等専門学校と富山商船高等専門学校は、
2009年10月1日に高度化再編し、富山高等専門学校が誕生しました。

成果報告(マレーシア・マレーシア工科大学,ターカレッジ)

日時
平成22年3月22日(月)~3月26日(金)
場所
マレーシア工科大学,ターカレッジ
出張者
清水義彦,畔田博文
1.目的
 高等教育機関との国際学術提携と学術的な学生間交流を通してグローバルな視点をもつ学生の育成のための交流可能な大学を訪問し,意見交換を行うという目的で,6月に訪問したマレーシア工科大学(UTM)とターカレッジの2大学を再度訪問し本研究の成果を報告を行う。そして,今後共同で更なる展開へとどうつなげるかなど意見交換を行う。
2.内容
1日目(3月22日)
国内移動 成田泊
2日目(3月23日)

日本-マレーシア移動 クアラルンプール泊
成田空港(13:30)-マレーシア・クアラルンプール空港(20:05)

3日目(3月24日)
10:00~15:00
訪問先:
Universiti Teknologi Malaysia (UTM)(クアラルンプール)
応対者:
Dr. Noor Azian Morad (Malaysia-Japan University Center) ほか3名
 本研究の概要説明を行い,6月の視察がこの研究の中でどのように活かされたか、そして本研究の3年間の成果を最終報告書をもとに説明を行った。
 また今後,ESDという視点から学術的な学生間交流が両校の間でどのような形で展開できるか、その見通しと予想される問題点について,率直な意見交換を行った。
 昨年10月より,まずは両校の学生の親睦を深める目的で,研究の下地作りとして始まった学生間のメール交換,テレビ電話を活用してのコミュニケーション活動をベースにして,グローバルな視点をもつ学生の育成をめざして,更に協力関係の強化を図ることで意見が一致した。
 午後は授業見学し学生と時間に交流し高専についての情報を提供し,相互理解を高めた。その後,キャンパス施設見学をし,短期間の学生の受け入れについて,その可能性を探った。

 

15:30~16:30
訪問先:
マレーシア-日本大学センター(UTMキャンパス内)
応対者:
Dr. Noor Azian Morad (Assoc Prof.), Kunio Ikusa (Prof.)
マレーシア—日本大学センター

 UTM内に設置されているマレーシア-日本大学センターを再度訪問し,本研究の成果と統合した新富山高専の概要を説明し,新情報を提供した。また,このセンターの設置の経緯や目的に関して再度説明を受けた(日本では外務省が担当するプロジェクトであり,日本とマレーシアのコンソーシアムによる新しい大学の構築を目的としているとのこと)。また,UTMの中にはこれまでにマレーシアの留学生を日本に留学させるための研修機関(マレーシア工科大学高専予備教育センター;PPKTJ)が設置されていたこともあり,UTMと高専とのつながりは非常に深いものがあるので,新富山高専への関心は大変高いものがあった。
4日目(3月25日)
10:00~15:30
訪問先:
TAR College(クアラルンプール)
応対者:
Dr. Oo Pou San ( Director, Extra-Mural Studies Department ), R. Manjula Devi ( Head, Division of Languages, Extra-Mural Studies Department ) ほか2名
 昨日のUTM同様,本研究の概要説明を行い,最終報告書をもとに成果を報告した。
 また, ESDという視点からどのような形で学術的な学生間交流が展開できるか,その具体としてターカレッジが希望している射水キャンパス国際ビジネス学科との交流についての今後の見通しと予想できる問題点について,意見の交換を行った。
 まずはUTMと本校が行っているように,ICTを活用したコミュニケーションの場を設定し,両校の学生による文字,音声,画像等を利用したメール,テレビ会議システムなどで,両国の開発に伴う自然破壊の問題,環境問題などESDを意識した授業展開へと持っていきたい,という要望を受けた。グローバルな視点をもつ学生の育成をめざして,更に協力関係の強化を図ることで意見が一致した。
 そしてその延長線上に,6月訪問時にも要望が出ていたターカレッジ国際ビジネスコースの学生が富山で短期ステイなど短期学生交換の検討をはじめることで合意した。
ターカレッジ/昼食をとるターカレッジの学生たち/文化的多様性の上に発展したマレーシアと交流する教育的意義は大きい/ターカレッジの様子

クアラルンプール空港(23:35)~成田空港(3月26日,7:15)~富山駅
3.次年度以降の活動に向けて
 UTMとは、スカイプを使って、学生間の交流を展開していくことが決まり、具体的に動き出すことになった。ターカレッジについても、交流を深めるための具体的な方策を検討していくことになり、マレーシアにおいても、富山高専型ESDを展開していく土台作りができた。
2010.3.26
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