世界に学び地域に還す,ものづくり環境教育 〜多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための〜

富山工業高等専門学校と富山商船高等専門学校は、
2009年10月1日に高度化再編し、富山高等専門学校が誕生しました。

エコプロダクツ2008におけるESD教材の出展と成果報告

担当
伊藤通子(富山工業高等専門学校)
 12月11日(木)から13日(土)までの3日間,東京ビックサイトにて開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」に参加,ESD教材の出展と取り組みの広報を行った。現代GPでESDに取り組んでいるいくつかの大学や高専で,環境教育コーナー「持続可能な開発のための教育(ESD)ブース」を構成し,そのひとつとして参加したものである。
 当日は,内モンゴルエコツアー等のESD実施のポスター紹介,開発したESD教材“ロボットカー(コンピューター付き電気自動車)”および,吸水性ポリマーを使った“批判的思考力のための実験教材の一例”を実演した。
ロボットカーの展示ポスター
 出展した大学は,取り組みの説明に重点を置いているブースを設置しているものが多かったため,ESDコーナーの中では,ロボットカーの実演コーナーは,子どもたちが集まり,ひときわにぎわっていた。
 子どもから大人まで,専門的知識のレベルに合わせて,様々な教育プログラムが考えられるロボットカーは,企業や教育関係者など多様な分野の方から,興味をもっていただいた。
吸水性ポリマーの展示ポスター
 ロボットカーの実演コーナー同様,吸水性ポリマーの実験には,子どもたちが集まり興味深そうに参加していた。
 吸水性ポリマーの性質がわかる簡単な実験と説明を行い,内モンゴルの砂漠化についても簡単に説明して,「吸水性ポリマーで砂漠は救えるか?」と問いかけ,黒板上で来場者同士の議論ができる仕掛けを行った。
 問題解決には,科学的な根拠や社会的背景をふまえた様々な意見による議論と,俯瞰的,多角的,長期的な視点が必要なことを実感してもらう教材の一例である。 
2008.12.13