世界に学び地域に還す,ものづくり環境教育 〜多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための〜

富山工業高等専門学校と富山商船高等専門学校は、
2009年10月1日に高度化再編し、富山高等専門学校が誕生しました。

参加報告:ESD講座(KKRホテル金沢)

日時
2008年11月15日(土)
会場
KKRホテル金沢
参加者
伊藤通子(富山工業高等専門学校 技術専門職員)
大学コンソーシアム石川が主催する,学校教師を中心とする北陸におけるESD普及のための仕組みづくり事業「子孫が安心して暮らせるような持続可能な社会に向けた教育」ESD講座に参加した。
持続可能な社会構築のための教員養成・研修プログラムと教材開発
国立教育政策研究所教育課程研究センター基礎研究部 五島政一総括研究官
ESDは地域で活動し,地球規模で思考する教育をめざしている。その普及のためには,地域の資源を教材化した教育プログラムが必要であり,それを指導できる教員が求められている。一人の理科教師として地域「三浦」の身近な自然や文化を利用した教育を行ってきた経験を通じて,こどもが生き生きと主体的に学ぶ教育についての成果報告があり,文部科学省での教員養成や研修プログラムについて説明があった。
富山県における学校の取組み事例紹介I 富山市立大久保小学校の「大久保オアシスプロジェクト」
大久保小学校校長 五十嵐俊子氏
富山市の小学校におけるESDの取組みとして,発電発祥の地としてのふるさとに焦点を当てて調査し発信することで誇りを呼び起こし,世界の電気資源事情とのつながりも学びながら,持続可能な社会について考えさせる授業の紹介があった。そのような文化と,自然科学,歴史,美術,技術家庭科などで学んだ能力を学校花壇を創り上げることに結集して,主体的な行動の成功体験を提供していた。
富山県における学校の取組み事例紹介II 富山県立南高校の「キャリアデザイン・プロジェクトS」
富山県立南高等学校 進路指導部 渡部隆志教諭
ESDを意識しないESDの実践事例として,県内高等教育機関,企業,同窓会,保護者,地域社会の人々の支援を得て,生徒が,実社会の姿や働くことの意味,あるいは学問をすることの意味を見出し,将来への大きな志をもって意欲的に学び活動するように導く教育実践について報告があった。
富山県におけるその他の取組み事例紹介
新設の富山市立中央小学校が取り組み始めている事例の紹介や,富山市教育委員会学校教育課より教育委員会としてのESDの捉え方について説明があった。
意見交換会
他分野から参加した参加者により,ESDについて学校で取り組む際の評価に関する具体的な話に関する意見交換がなされた。進学校でもキャリア教育としてESDを行えるという良い事例だった。
2008.11.15