学科 電子情報工学科

近未来ネットワーク社会を支える
電子情報技術のスペシャリストに。
電子情報工学科の特徴は、実習・演習をふんだんに取り入れた体験重視型教育で、ソフトウエア、電子、ネットワークについての基礎から応用まで、しっかり学びます。
「自ら考えてものをつくる」ための総合的な専門知識を身につけ、情報通信社会の基盤となるディジタル技術の明日を担う技術者を目指します。
主な学習内容
1年
コンピュータに関する一般常識を習得!
「情報基礎」について学習します。また、「ものづくり基礎工学実験」では、情報通信に関係する実験だけでなく、様々な実験を行い、技術者に必要な考え方について学びます。
主要科目
- ものづくり基礎工学実験
- 情報基礎
- 技術者倫理入門
2年
実習を通して学ぶ、ものづくりの手法!
「プログラミング」や「基礎電気」などの科目を通じて、ソフトウエアや回路の作り方の基礎について学んでいきます。
主要科目
- プログラミング
- 基礎電気
- 計算機システム
3年
自ら考え、ものをつくる力を伸ばし、育む
「アルゴリズムとデータ構造」や「電子回路」などの科目を通じて、より高度な作り方と共に、どのように作ると効率的なのかを考える設計について学びます。
主要科目
- アルゴリズムとデータ構造
- 電気回路
- 計算機構成論
4年
自分のアイデアを形にしてみよう
「画像処理」や「通信システム」など、さらに専門分野を広げた科目が加わります。ものづくりの力を様々な分野で応用するために、ものづくり実習を通じて学習します。また、「創造工学設計」では、自分のアイデアをカタチにします。
主要科目
- オペレーティングシステム
- 通信システム
- 創造工学設計
5年
企業との共同研究に取り組むチャンスも!
「コンピュータ計測」や「計算工学」など、社会で実際に使われている応用技術について学びます。「卒業研究」では、大学や企業との共同研究もあり、研究・開発にチャレンジします。
主要科目
- 卒業研究
- 情報ネットワーク
- 計算工学



教育目標
- システムからアプリケーションまでの総合的なプログラムが設計開発できる技術者を育成します。
- センサからインターフェースを含む電子回路設計ができる技術者を育成します。
- プログラムや回路を有機的に結びつけるネットワーク設計ができる技術者を育成します。
取得できる資格
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- ITパスポート
- ネットワーク接続技術者(工事担任者)
- 電気通信主任技術者
アドミッション・ポリシー(求める学生像および入学者選抜の基本方針)
求める学生像
- ものづくりが好きでコンピュータに興味がある人
- 情報,電子,通信の総合技術を身につけたい人
- 自ら考えて行動できるエンジニアになって,社会に貢献したい人
選抜の基本方針
- 推薦による選抜
推薦書及び中学校における調査書並びに面接の結果を総合して選抜します。 - 学力検査による選抜
中学校における調査書及び学力検査の結果を総合して選抜します。
学力検査は、理科、英語、数学、国語及び社会の5教科による試験とします。
カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)
電子情報工学科では,電子工学,情報工学,通信ネットワークの知識,技術を総合的に学習し,ものづくり,創造的な技術開発が育成できる技術者を育成します。具体的には,教育目標に沿って以下のように教育課程を編成します。
- 低学年では,数学,物理,国語,英語,社会などの一般教養科目を多く配置するとともに,高学年に進むに従いハードウェア,ソフトウェア,ネットワークに関する専門科目が多くなるくさび形に授業科目を編成します。
- 電気電子制御システム,システムインテグレータ,ネットワーク通信システムの分野に亘る幅広い知識と技術,応用力が身につくようにバランス良く授業科目を編成します。
- 新しい技術を作り出し,社会に貢献できる能力を育成するために,実験・実習・基礎研究・卒業研究を系統的に編成します。
ディプロマ・ポリシー(卒業認定方針)
電子情報工学科では,所定の単位を修得して以下のような能力を身につけた学生に卒業を認定します。
- 電気電子工学,情報工学,通信ネットワーク工学の知識・技術を身につけ,それらを応用したものづくりができる。
- 課題発見能力,課題解決能力,プレゼンテーション能力を持ち,他者と協働できる。
- 豊かな教養と倫理観を身につけ,社会に貢献できる。