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HOME > ネットワーク > OG紹介 > 2010.11.10
橋詰 亜有美さん 気象庁
打たれ強くなる事が大切。
任されることが嬉しい、責任も重大、それが仕事。
 今回は、気象庁に勤務されている橋詰亜有美さんにお話を伺いました。

お仕事を選んだ経緯は?
 私はぎりぎりまで決まっていなかったんです。
 船会社を二つくらい受けたのですが両方落ちてしまって、どうしようか悩んでいる時に、気象庁の求人を千葉教官が見つけてくださって受けることになりました。もともと観測船には興味があり、「地球」という観測船が観測員を募集していたので、卒業後もし就職できなかったらそこで経験を積もうと思っていたところでした。

お仕事の内容は?
 気象庁が所有している観測船2隻の三等航海士をやらせてもらっています。
 私の会社では、三等航海士の仕事は主に、海図にコースを引いたり、海図補正や、事務系の雑用、操船の指示、ワッチ(航海当直)などを行います。ワッチには部員の方と私の三人で入るのですが、その場合、私は士官なので部員の方に指示をする立場になります。

やりがいを感じるところは?
 全部やりがいは感じられますね。
 私の船は荷物を運んでいるのではなく、情報を皆さんに提供するという仕事なので、あまり人には知られていない仕事かもしれませんが、自分たちが取ってきたデータが気象などに関わっているということは、とてもやりがいを感じます。

仕事をする上で大切なことは?
 打たれ強くなる事でしょうか。
 どんな仕事でもそうですが、落ち込んでもいいけれど落ち込んだ後に「頑張ろう」とか「なにくそ」と思うことがとても大切だと思います。

嬉しかったエピソードはありますか?
 就職したら最初に研修期間のような形で船長と一緒にワッチに入るのですが、そこから独り立ち出来た時はとても嬉しかったです。「もう一人で出来るでしょう」と任されたということは、責任は確かにとても重大なのですが、嬉しかったですね。

社会人になって、仕事とはどんなものだと感じましたか?
 仕事とは、責任がついてくる事ですね。
 私は学生時代、勉強したくないという理由で進学を断り、就職しました。でも今は、社会人になった方が勉強しなければならないことがたくさんあるし、責任も重大だし、大変だということが分かりました。仕事を任されることは嬉しい事ですが、それに対してちゃんとやらなければならない、失敗は出来ないということが苦しいという時期もありますね。

失敗した時、立ち直るには?
 立ち直るには、好きな歌を聴いて海をぼーっとながめたりすることで、気持ちが楽になるので自分はこれで立ち直ってるかなぁと思います。また、先輩と飲みに行って楽しい時間を過ごすことも大切だと感じます。
 ただ、失敗したら同じ失敗を切り返さないようにメモをとったり、自分なりに勉強したりすることでそれが自分の物になって、次に新しい事をまかされるようになると嬉しいので失敗した時にはその失敗を繰り返さないようにすることがとても大切ですね。

富山高専女子学生にエールを!
 船の世界っていうのは孤立している世界なので大変なことが多いです。
 同じ人たちが同じ環境で長い期間船に乗っていると言うのは、耐えられない事が多いです。「一人になりたい」と思ってもできない、そういう環境に置かれるので、皆と協力できる人はとても優遇されます。高専での寮生活などはとてもよい経験になると思います。
 また、高専での学生生活を大事にして欲しいです。
 商船学科の最後の実習には必ず参加して欲しいですね。「船嫌だな」と思っていても、そこでの思い出は今に活かされていると思うし、船に乗っていれば実習中にできた全国各地の友人に会う事ができます。

最後に一言!
 今つらい事があっても、社会に出たらもっとつらい事があります。でも、それ以上に楽しい事、得られる物がたくさんあります。今つらい事なんて本当にちっぽけな事だと思って下さい。













【プロフィール】
  富山商船高等専門学校 商船学科・航海コース卒 


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