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HOME > ネットワーク > OG紹介 > 2010.6.23
伊藤 通子さん 富山高等専門学校
知識を与えるだけではなく
学生が自分でできるようになるという教育を。
 今回は富山高専に技術専門員として勤務されている伊藤通子さんにお話を伺いました。

お仕事の内容は?
富山高等専門学校の技術職員をしています。主な仕事は学生の実験実習の指導です。若い時はなかなかそこまで力及ばず、先生方の言われた事だけを行っていましたが、教育に対する自分の意思が明確になるにつれて、徐々に先生方にも改善点を提案し共に授業を作っていくという形をとることが出来るようなりました。

最近特に力を入れているのは?
「より学生に力がつく授業」の考案に力を入れています。私たちが昔受けていた実験実習というのはどちらかというと講義の延長線で、実験することによって知識を得たり、技能を得たりすることが中心でしたが、最近ではそれらに加え、物事を考える力や、チームワーク力、創造力の育成にも力を入れ、そのために必要となる様々な教育手法やテーマを考えています。

現在のお仕事の魅力は?
やはり仕事をしている中で「学生の成長」を見ることが一番楽しく、また嬉しいことです。学生たちが目をキラキラ輝かせて実験を行い、「先生、わかった!」と嬉しい声を聞かせてくれること、また年度を追って、一人ひとりの学生が、その学生なりに、何か新しいことを見つけて大きくなっていく姿を見ると嬉しく思います。

仕事をする上でのポリシーは?
その時その時で全力を尽くすということでしょうか…どんなに努力しても力不足で出来る事が限られてしまう場合もありますが、その時々で全力を尽くすようにしています。

社会人になってつらかったり落ち込んだりした時どう乗り越えていますか?
そういう時はまず積極的に人と話すよう心がけています。30年間いろいろなことがありましたが、落ち込むと一人でそれを抱え込み、アクティブに行動することが出来なくなります。そこであえて、積極的に行動をすることで心も引きずられることが多いので、落ち込めば落ち込むほどいろいろな人と話をするようにしています。いろいろな方にいろいろな立場からアドバイス頂いたり、協力して頂くことで、乗り越えることが出来たのだと思います。

新しく挑戦していることは?
知識を与えるだけではなく「学生が自分でできるようになる教育」というのはとても難しいものです。情熱があれば出来るというものではなく、教育学の専門知識も必要だということが今までの経験から徐々に分かってきました。仕事の傍ら放送大学で教育学を学び、昨年修士を頂いたので、そういった外からの知識も取り入れながらそれを仕事に生かし、より高専にふさわしい教育の形を模索し続けています。

最後に富山高専女子学生にエールを!
女子学生というより若者全体に言えることですが、もっと自分自身を信じてほしいと思います。自分にはすごく可能性があるということを信じてほしいですね。最近の若者には自分のことを過小評価している人が多いような気がします。自分には本来、自分が思っている1.5倍の力があるのだと信じてほしいです。差がつくのは水面下で努力をしているかどうかです。尊敬できる人を見つけたらその水面下での努力に目を向けてほしいと思います。その人がどんな努力をしているのかを知り、自分なりの努力の仕方を見つけることが、人生を楽しくする秘訣だと思います。











【プロフィール】
  富山工業高等専門学校 工業化学科卒業
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