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外国人留学生が小学校で異文化理解を支援

外国人留学生が小学校で異文化理解を支援

4月21日(土)、地域にある堀岡小学校で、小学生5年生と6年生52名を対象にプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションを行った学生は、4月16日から1ヶ月間の予定でタイから短期留学生しているタンさん、アイさん、留学生として編入学しているマレーシア出身のイリヤス君、ラオス出身のケト君、高専生6名の合計10人です。

 プレゼンテーションの構成は、堀岡小学校の交流相手校である北アイルランドのモズレー小学校紹介、異文化紹介と自己紹介、小学生からの質問コーナーの3部構成でした。

 異文化紹介のコーナーでは、留学生らは、挨拶の仕方が日本とは違うということを小学生に伝えました。例えば、タンさんとアイさんは、タイの挨拶の言葉とジェスチャーを小学生に体験してもらいました。タイでは、女性と男性の挨拶の言葉が違うことを伝えました。イリヤス君は、マレーシアでは握手する時、異性間で行わないことを紹介しました。ケト君は、ラオスでは、挨拶の言葉がタイ国と似た発音である、男女とも挨拶言葉は同じであることを紹介しました。

 また、高専生は、My name is ~~~. I like ~~~. という小学生にも分かる英語を使って自己紹介しました。日本語が分からないタンさんとアイさんのために、高専生が同時通訳しました。

 質問コーナーでは、小学生から留学生に対して、「どうやって日本語を勉強したのか?」「日本語を勉強したいと思った理由は?」「留学先として日本を選択した理由は?」など、するどい質問がでました。

 秋には、堀岡小学校で、保護者と小学生を対象に、留学生と高専生が異文化理解を中心とした交流学習を行う予定です。