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第2回国際協力学講座が開催されました

第2回国際協力学講座

 8月10日(火),昨年12月の第1回に引き続き,第2回国際協力学講座が射水キャンパスで開催され,「技術協力による国際貢献」というタイトルで,JICA北陸業務課長の 藤井 智 講師による講演が行われました。
 これに先立ち,射水キャンパス専攻科 制御情報システム工学専攻1年生12名,国際ビジネス学専攻1年生4名,海事システム工学専攻1年生2名の計18名によるプレゼンテーションが実施されました。
 専攻科生たちは,「ものづくり」実習の中で身近にある物品を利用し,昨年度の専攻科生が製作したものをさらに使い易いものへと改良を重ねてきました。また,海外の高校生たちが,これらの成果の使用方法を十分に理解し,有効に活用できるよう,外国人に通用するマニュアルの作成にも取り組んできました。
 世界に通用する「ものづくり」を目指すこれからのエンジニアには,専門的な知識だけでなく,「ものづくり」の成果を,海外の人々に英語で分かりやすく説明したり,ニーズを聞き出したりする能力も必要となります。これまでは学科ごとに専門の知識を学んでいましたが,本年度からは,異なった専門分野の学生が協力して課題解決に取り組み,その過程を通して,真の意味でのプロフェッショナル・エンジニアやプロジェクト・マネージャーとなるために必要な資質の研鑽に努めています。